はじめに
デバイスとセンサーはThings Cloudに接続できます。デバイスのインターフェース および MQTT デバイス インテグレーションを参照してください。
センサーは Things Cloud の Measurement
または Event
オブジェクトを生成し、デバイスは Things Cloud プラットフォーム内で作成された Operation
オブジェクトを受け取ることができます。これらのオブジェクト(Measurement
、Event
、Operation
)はすべて Things Cloud プラットフォーム内の単一のデバイスに関連付けられます。デバイスには複数のタイプのメジャーメントが関連付けられている場合があり、各デバイスがサポートするメジャーメントのタイプは、他のデバイスと同じである場合もあれば、他のデバイスと異なる場合もあります。デバイスが Things Cloud に接続されると、これらのデバイスに関する情報が Things Cloud インベントリに保存されます。これらはデバイス管理アプリケーションで表示され、そのデバイスに関連付けられた Measurement
、Event
または Operation
オブジェクトを表示するために使用することもできます。詳細については、デバイスの管理と接続を参照してください。
ストリーミング分析アプリケーションを使用すると、独自のロジックを IoT ソリューションに追加して、デバイスまたは他のデータソースから受信したデータを即座に処理できます。これらのユーザー定義の操作は、例えば、新しい受信データについてアプリケーションに警告したり、受信したデータに基づいて新しい操作を作成したり(センサーのしきい値を超えたときにアラームを送信するなど)、デバイス上で操作をトリガーしたりできます。
典型的なリアルタイム分析のユースケースは次の通りです。
- リモート制御: 温度が40度を超えて上昇した場合、デバイスの電源を切る
- 検証: 負のメーター読み取り値または前よりも低いメーター読み取り値を破棄する
- 派生データ: 自動販売機 1 台当たりの1日あたりの販売取引量を算出する
- 集計: 顧客の 1 日当たりの自動販売機の売上を合計する
- 通知: 保有する機械の 1 つに停電が発生した場合、メールを送信する
- 圧縮: すべての車の位置の更新を 5 分ごとにのみ保存する(ただし、ユーザーインターフェースに表示している車のリアルタイムデータは送信する)
Things Cloud プラットフォームには、Things Cloud プラットフォームによって管理され(手動で開始または停止されません)、Things Cloud と通信するよう事前に構成された Apama コリレーターコンポーネントが含まれています。このコリレーターは、Analytics Builder ランタイムをホストし、EPL アプリを使用して追加された操作ロジックも実行します。 操作ロジックは、Apama のイベント処理言語(Apama EPL)に基づいています。
ストリーミング分析アプリケーションは、Things Cloud Core (cloud) と Things Cloud Edge (local installation) の両方で使用できます。